日本は本当に良くなったのか?今問われる、政治の責任

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政権交代から1年、日本は良くなったのか?

2009年の衆議院総選挙から1年を過ぎました。国民の皆様は、失望の気持ちの方が強いのではないでしょうか。先の衆議院選挙で、民主党は「政権交代、準備完了」と言って戦いました。しかし、どうでしょうか。民主党がもたらしたのは、『混乱』の2文字ではないでしょうか。

鳩山前総理は退任する際、「国民が聞く耳を持たなくなった。」と発言しました。この政治的混乱を招いたのは、国民が悪いからなのでしょうか。自らの発言が、あれほどの混乱を招いた自覚すらないのです。自らの責任を国民になすり付けようとさえしたのです。

政策面での混乱も否めません。円高への初動対処の遅れで、多くの企業が悲鳴をあげています。大企業の経営悪化は中小企業へしわ寄せがいきます。そのしわ寄せは、雇用環境の悪化と言う形で、国民生活に影響を与えます。

私たちの幸せは、お金があれば良いというわけではありません。仕事があって、初めて生活の基盤を作ることが出来るからです。お金は、働いて得るもので、政府が補助金にして配るものではありません。菅総理は、「雇用を守る。」と言っておりますが、雇用対策を立ててすらいません。

雇用を創るには、景気回復をまず行わなければなりません。それにも関わらず、自分たちで、経済対策1つ作ることすらできません。民主党は経済対策として、当初9000億円の補正予算を発表しました。しかし、自民党が4.9兆円の補正予算案を発表したところ、民主党は、自民党の案を参考にと言いながら、すぐに4.6兆円規模の補正予算を組むと発表しました。そもそも、きちんとした党内議論がされておらず、政策の指針が定まっていないために、自民党が提出した経済対策を参考にしなければ、民主党は経済対策を作ることが出来ない状態です。

外交分野でも同様です。日米同盟を軽視し、抑止力すら知らず、普天間基地問題で迷走しました。今回、その日米同盟の弱体化の隙をつき、尖閣諸島沖での中国人船長釈放問題が起こりました。さらに、民主党政権に変わり、たった1年で日本が戦後、コツコツと積み上げてきた国際社会における信用を全て失いました。
国民の皆様からは、自民党は批判ばかりすべきでないと良く言われます。しかし、今の政権を見ていると、このまま日本が沈没してしまうのではないかという危機すら覚える状況なのです。政治には責任が付き物だと思います。責任ある政治をしないのであれば、政権与党から去るべきだと思います。

日本を守る責任

私たち自民党は、昨年の選挙で多くのご批判を受けました。マスコミ等を中心にして、その批判は未だに根強くあります。マスコミ等は、政権交代に尽力したとの自負があるので、ここまで混乱を招いても、いまだに民主党を擁護しますが、日本には、見習い運転を民主党にさせているほどの余裕はないのではないでしょうか。
私は、野党転落後、「自民党は与党の甘えを捨て、政策を積み上げ、『闘う野党』にならなければならない。」と訴え続けてきました。今年9月、自民党は、『闘う野党』になるために、シャドウ・キャビネット(影の内閣)を組織いたしました。シャドウ・キャビネットは、現役の大臣と政策論争を行うために組織され、政権交代がおこれば、すぐにでも今の大臣と取って代われる組織です。
そして、責任野党として、与党批判に終始するのではなく、「自民党ならこうする」という政策提案を行っていきます。私たちには、長年積み上げてきた政策、経験、人脈、そして行動力があります。今、この危機を前にして、私たちが積み上げてきた全てを結集して対処すべき時だと思います。
私は、今回、シャドウ・キャビネットの中で、内閣府特命担当大臣(金融・経済財政、国家戦略、拉致問題、新しい公共、地域主権推進、消費者・食品安全担当)、兼国家公安委員長を拝命いたしました。自民党大阪府連では政務調査会長も拝命しております。担当分野が多岐にわたり課題山積ですが、国民の皆様のために、自民党の英知を結集して、全身全霊をかけて職務に勤めて参りたいと思います。

竹本 直一 (たけもと なおかず)

衆議院議員
自由民主党シャドウ・キャビネット国家公安委員会・拉致問題担当、内閣府担当大臣(地方分権改革担当、経済財政・金融担当、消費者・食品安全担当)
自由民主党政務調査会内閣部会部会長
衆議院財務金融委員会委員
衆議院消費者問題に関する特別委員会理事
自由民主党大阪府連 政務調査会長

選挙区: 大阪府第15区
当選回数: 5回
生年月日: 昭和15年11月23日
主な経歴: 衆議院財務金融委員会筆頭理事、衆議院国土交通委員会委員長、財務副大臣、厚生労働大臣政務官、経済産業大臣政務官
ホームページ: http://www.takemotonaokazu.com/
ブログ: http://www.takemotonaokazu.com/take/index.html

写真;竹本 直一

次回予告

次回の担当は、なにわ塾 第1期卒業生 野村 友昭です。ぜひご覧ください。

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